お知らせ

 

 職員を募集しています。

(介護職・看護師・PT・OT)


タフで勉強熱心な方。


あきらめの悪い方。


常識に捕らわれない方。


笑顔が素敵な方。


ジャージが似合う方。


など募集中。

委細面談にて。

ご連絡は 採用担当 まで

待合室126号より

 

我が道は一以て之を貫く


 20133月に入りましたが 遅ればせながら 皆様に新年のご挨拶申し上げます。厳しい寒さが続いております。体だけでなく心まで冷え込む事件が続いています。観光地グアム島での無差別通り魔事件で日本人3名が死亡、10人が重軽傷の事件、アリジェア人質事件、10人が帰らぬ人となられ、国際社会における日本人が浮き彫りになっています。深刻な車の暴走による日本人観光客が殺戮された事件等みると、時代の厳しさ、国内外の変化を感じどうなるのだろうかと不安を感じながら過ごしておられることと思います。私が論じたとてどうにかなるわけではありませんが、語らずには前へ進めないのではないか考え、私なりに語ってみます。

 


 今年は巳年、蛇はいいイメージがないので、どんな年なのかと調べたところ、実をつけるため種をまく年であると前向きなことが書いてありました「これだ」と思い、私は率直に今年の1年の抱負として変わる変わる介護と医療の世界への「種まき」の気持ちをしゃべっています。しゃべって決意を新たにしているというのが本音です。

 


 昨年大津市の中学校生徒のいじめによる自殺があった件で初めて強制力はないが、第3者委員会ができ報告集をまとめたことは画期的なことだと思いますが、本当にいじめがなくなる革新的一歩になったのだろうか、子は親の鏡といいますが、子供のいじめは大人のいじめの反映と思われるだけに大人社会が何を反省するかがとわれているのではないでしょうか。私がこの件で一番危機感を感じたのはいじめて自殺の練習をさせたということです。一つしかない大切な命を粗末に扱えるのは何なのでしょうか。何とも言えない深い深い心の洞窟を感じます。繁栄社会の中に荒涼とした砂漠がある、大勢の中に居ながら孤立をかんじる、仲間主義の中の孤独を感じます。いじめは個人の問題でなく社会の問題であり、全ての人に問われている問題だと思います。身近にいじめがあれば、自殺に追いやらないように多くの人の輪でいじめが阻止できればいいですね。問題をできるだけオープンにして、友人に、親にそして先生に相談していじめない心の仲間をつくることではないでしょうか。その雰囲気さえあれば大変な事態になる前に予防できるのではないでしょうか!ほとんどの人がいじめられるのは嫌と思っているのですからいじめられている人の気持ちはよくわかるはずです。相手の立場、相手の気持ちを慮ることで70%は解決すると思うのです。

 


 一方大人社会をみてみれば、中近東はじめ世界各地でいまだ戦争やテロや領土問題があります。又国内政治の党派の対立を見ても一筋縄ではいかないことはわかりますが、せめて学校では、職場内では同じ仲間として同じ船に乗り合わせた仲間として喧嘩すると、いじめがあると船が沈むと言われたらなら仲良くするしかないと、考え、沈没しないように航行しようではありませんか

高校の体罰で一人の生徒の自殺問題も、これまではしごきという名のもとに行われた暴力は当たり前であった運動系の中での体罰についてやっとメスが入ったと思います。一人の生徒の死を持って、社会問題化され、甘やかすということではありませんが、体罰では得るものが少ない、むしろ失うものが多いことが証明されたのではないかと思います。 

私たちは介護の世界で一足先に勉強しています。利用者さんへの虐待では利用者さんを獲得できないことを学んでいます。利用者さんに暴力をふるわれても、理由が必ずあると受容的に受け止め、これまで社会の貢献されてきた高齢者の方々へは尊厳を持って接することが重要であることを学んでいます。虐待やいじめにも身体的、心理的、性的、ネグレクト、経済的と色々あります。職場内ではパワハラ、セクハラ等は同じ問題だと思います。

 

 

 特に認知症ケアの発展の中で我々は学習していますが、今年はもっと尊厳を支える医療ケアについて看取りケアとあわせて我々の主要な課題にしたいと思っています。

昨年2012618日 又厚労省は認知症施策検討プロジェクトチームが「認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域の良い環境で暮らし続けることができる社会」をめざすとオレンジプラン5カ年計画をうちだしました。1つは初期集中支援チーム、まだまだ認知症は大変になってからの相談しかありません。もし早期に適切な治療ケアがあれば認知症になっても落ち着いた老後になると考えられます。2つは身近型認知症医療センターの設置、地域のかかりつけ医がもっと認知症に対応できるようなシステムの必要性が言われています。 3つは病診から介護につなげる認知症ケアパスをうたっています。その人らしい老後、人生を全うできるよう尊厳を支えるケアと認治症治療薬を両輪で進めるのがこれからの認知症ケアです。そして住み慣れた地域で家族や友人のそばで最後まで過ごせる体制作りこそが問われています。いま日本の国をあげて認知症に取り組んでいます。 医療法人啓友会も今年も最前線で認知症ケアを取り組んでいきたいと思っています。